2018年05月09日

授業って難しい

昨日、従業員と個別指導の打ち合わせをしていました。


今月から新たに入ってきた生徒なので、

元々の塾生に教えていたところは、全く分からない状態。


当然、今までいた生徒とはやる内容が変わります。




学校でどこまで習っていて、どこから教える必要があるのか。


学校の教え方とAbilityでの教え方で違う部分はどこか。


新しい生徒の学力はどれくらいなのか。性格は?



授業の単元を決めるだけではなく、

その1回の授業をどれだけリアルにイメージして、

授業の進め方を決めていくかが重要で。



自分だと、どんどんイメージして決めていけることも、

若手の先生には頭を悩ますことなのです。




「まず塾に来た時に○○を確認するでしょ。」


「授業が始まる1分前ぐらいに○○を伝えるでしょ。」


「授業開始と同時に○○に△△して、□□に○○して…。」


超細かく指示を出しておきましたが、

それでも予想通りにいかないのが生の授業なんだよなー。苦笑


その難しさを常に抱え、考え続けられる人が、

少しずついい授業を作っていける人だとも思います。




個別指導と集団指導、どっちが難しい?



僕は圧倒的に集団指導だと思っています。


集団指導も、形を整えるだけならそこまでじゃないんだろうけど、

細部にこだわり、研究していくと、ハンパなくムズい!



じゃあ個別指導が簡単なのか?

それも違います。


集団指導と同様、形だけなら簡単。



でも、


「個別は集団よりは簡単だからな。」


なんてナメて指導していたら、決していい授業にはなりません。



個別だからできるきめ細かい指導。


一人一人の弱点を見つけ、サポートできる場所。


生徒のことをよく知ってあげられる環境。



それらを生かすも殺すも、担当する講師ですからね。




昨日もまた、


「授業って難しいなぁ。」


って感じたんじゃないかな。



毎日成長。


これからも真摯に取り組み、

いい授業を目指していきたいと思います。



学習塾Ability  


Posted by 建部 洋平 at 09:02Comments(0)塾の日常