2018年05月08日

どこを許して、どこを求めるか

僕たちの仕事は、日々子ども達を教えていくわけですが、

なかなか完璧な子なんていません。


塾ではいつも明るく真剣に授業を受け続け、

定期テストに向けて計画的にしっかり勉強し、

塾のテスト範囲も完璧に仕上げてくる。


そんな生徒ばかりだったら楽だろうなー。笑



実際は、


学校で疲れて、塾でちょっとダラダラしちゃう時、

テスト週間に入っても、なかなか勉強に打ち込めない時、

塾のテストで、ほとんど勉強せずに受けに来る時、


あります。



どれも正論だけをかざしていけば、


「それはダメだよ!」


で終わりです。



じゃあ、それで生徒達が伸びていくかと言うと、

当たり前ですが、そう簡単にはいかないんですよね。




どういう部分は許してあげて、どういう部分を求めていくのか、

指導者側に、しっかりとした軸が必要になってくると思います。



その軸がなく、行き当たりばったりで対応していては、


「前はよかったのに…。」

「言っていることがバラバラじゃん。」


となってしまい、生徒もついてきません。




そして、それが難しいのです。


なんとなく頭にあったとしても、それをしっかり伝えられる人、

意外に少ないんじゃないかなぁ。



よくあるのが、言われてみると、


「あーハイハイ、そうですよね。」の、

「自分も思っていましたよ」パターン。


その場での「あーハイハイ」は、分かっていないやつです。苦笑



これからも鍛えていかないといけないところですね。




まぁそういう難しいことは、対生徒でなくてもあるわけで、

昨日も連休明け初日からいろいろありました。


ミス?連発の従業員…。


「バカヤロー!!」

を10回以上言いたくなる感じ。苦笑



ダメなところばかりに目を向けて、責めるだけじゃダメだし、

頑張っているからと、いろいろ許すだけでも成長しないし、

どうすりゃいいのか迷うところ。



これからテストが続くこの時期、

すぐに気持ちを切り替えて、もっともっと真剣に向かってほしくて、

昨日は久しぶりにちょっと厳しく。



生徒も勝負なんだから、こちらがのんびりしとっちゃダメでしょ。


生徒に求めるんだから、自分もしっかりやり切らんとダメでしょ。


ってことですよ。




僕は開校時から変わらず、


「やさしい教育」


生徒にも従業員にも、誰よりも意識して、

実現していきたいと思っています。




本当に難しいし、まだ正解も分からないですが、

Abilityにいる限り、常に考え続け、求め続けていきたいです。



学習塾Ability  


Posted by 建部 洋平 at 12:29Comments(0)思い塾の日常