2018年10月20日

教育業界に向いている人

「塾をやっています。」


と言うと、ほぼ必ず、


「頭いいんですねぇ。」


って言われます。



そして、ほぼ必ず、


「いや、そんなことないですよ。」


と返答する。笑




確かに勉強が得意だった人が比較的多いし、

すごい人もたくさんいます。


でも、全員がそうというわけでもない。

まず、僕がものすごく勉強が出来たわけじゃなかったし。苦笑



教育を仕事にしているので、確かに知識は必要です。


本当に勉強が苦手な人は向いていないというか、

詐欺のようなことしか出来ないでしょう。



でも、そのラインを超えた学力があったとすると、

やっぱり必要な力は、


「コミュニケーション能力」


でしょう。




大きなくくりで言っていますが、ものすごく深いこと。



上手に話すこともあるし、相手の変化に気づいてあげること、

優しく守ってあげること、しっかり伝えて安心させてあげること、

上手に叱ってあげること、明るく励ましてあげること…。


言い切れないほどです。



相手の反応にビビり過ぎて何もできないのはダメですが、

その相手の様子を気にできない人もダメですから。


常にそれらを考えて、時に厳しく、時にやさしく、

導いてあげる力があるのは大きいですね。




先日もたまたま他塾の塾長さんとのやり取りで、


「客観的に教えていただきたいのですが…」


って質問をされました。



相手にどう映っているか、

どう感じているかを気にして、

聞いてきてくれたのです。



その感覚は大事だよなぁ。


今の環境、立場にあぐらをかいてしまうと、

その感覚が乏しくなってしまいます。



僕も、これからもいい意味で気にして、

この業界に向く人間であり続けたいです。



学習塾Ability  


Posted by 建部 洋平 at 09:29思い