2018年05月31日

セクハラなら引退

先日、他県で塾をされている方のブログを読むと、

セクハラやパワハラについて書かれていました。


今話題の日大アメフト部のこともありましたからね。




そこでは、生徒の肩をポンと叩く若いイケメン先生とおじさん先生の例を出し、

イケメンでは喜び、おじさんにはキモイと感じる、と。

(あくまでたとえ話です。)



「された側がどう感じるか」


というようなことが書かれていました。



「された側…」の部分には、とても共感できます。




僕が若い時から決めていたのが、


「セクハラと思われたら引退だな。」


ということ。



くだらないと思われる方がいるかもしれませんが、苦笑

僕の中での大きな物差しでもあるんですよ。



僕も生徒と接する中で、

「頑張れよ!」とか、「しっかりしろよ!」

って感じで肩を叩くこともあります。



誤解されちゃ困るのですが、僕はある部分、

男も女も関係なく、依怙贔屓なく、差別なく接したいと思っています。




さきほどの先生のブログでも書かれていましたが、

肩をポンと叩くことを、

「セクハラじゃーん。」

と言われるような先生では、生徒との関係が出来ていない。

(生徒がギャグで言うのは別ですよ。)


気持ち悪い本当のセクハラは問題外として、

普通に爽やかに接していて、

それに嫌悪感を抱かれるようでは、いいことも伝わらない。



そして、ただそれにビビって、

「逃げる」という意味で、生徒に触れないようにするのも違うでしょ、と。


なんかよく分からんかもしれませんが、

そこは正々堂々と勝負して、敗れたら引退だってことです。


アホですかね?笑




男だからとか女だからとか、そういうことじゃなく、

ただ純粋に自分の生徒を伸ばしたくて、なんとかしたくて、

その熱い気持ちを持って、激励の為のコミュニケーションをとること。


それを受け入れられないようでは、

くり返しですが、伸ばせるわけないじゃんと思うわけです。



イケメン先生じゃなくても、若くなくても、

変な気持ちなく、しっかりと生徒を思ってやっていれば、

大丈夫じゃないかと思うんだけどな。


あっ、別に『肩をポンッ』が絶対に必要と言っているわけじゃないですし、

まだ生徒との距離が遠い場合は不要だとも思っていますからね。




幸い、まだ言われたことがありませんが、

言われたら引退ですね。


僕の気持ちが生徒に伝わらず、

ただの変なおっさんになってしまったというわけですし、苦笑

何より、それを感じる心が衰えてしまったということなので。




ちょっと極端な例だったかもしれないですが、


「相手がどう感じるか」


は、やっぱりとても大切です。



その感覚がなかったり、変な気持ちがあるから、

訴えられたりするわけでしょ?って思うんだよね。



それを感じられる感性は持ち続けていきたいなぁ。



学習塾Ability


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Posted by 建部 洋平 at 10:11 │思い